こんにちは、北 久美子です(╹◡╹)
皆さん、ものっすごく手や腕を酷使してますよね
PCやスマホ、タブレットが普及したことも関係するのかもしれませんが
手を酷使しすぎて腕がパンパンになっている方、結構いらっしゃいます。
腕のコリから首肩のこりに繋がることもあるのですが、今日はちょっと違う話を。
物を持つ手に力が入らなくなった、手が痺れるとか、指を動かしたら痛い、とか。
先日のお客様は、医者で「手根管症候群」じゃないかと言われ、ビタミンB12を取るように教えられたとおっしゃってましたが・・・
整体の後は手にも力が戻り、痺れや痛みも取れてしまいました。
なぜこのようなことが起きてるんでしょうか?
手根管症候群とは・・・
”正中神経が手首(手関節)にある手根管という管の内側で圧迫された状態です。それに手首(手関節)の運動が加わって手根管症候群は生じる”
と言われています。
それに対する西洋医学的治療法は安静に動かさないことと、ビタミンB12を取ること。
でも、その手根を圧迫してしまっている状況を取り除いてあげれば症状は改善することができます。
手の指を動かす筋肉は手のひらだけでなく、筋として腕まで行き、手首から肘にかけて筋肉になっています。なので、腕の筋肉を緩めることが手根管症候群の症状を改善していくポイントになります。
また、肘下の筋肉を緩める際に、”少し緩んだかな〜”程度では症状が残ってしまいますので、ホッチャホチャになるまで緩めていただきたいです。その際、肘下の筋肉群だけをマッサージしていてもそこまで緩むことはありませんので、肘から上、上腕の筋肉群を利用して腕全体の筋肉を緩めるようにしてください。
腕のしびれに関しては胸郭出口症候群や頚椎症など、他の原因も考えられます。
その際には腕の筋肉も大事ですが、胸郭の筋肉から首にかけての筋肉を緩めることが必要になります。そのお話はまた別に書かせていただきますね♪
ちなみに、手に力が入らない、というのは実は手根管症候群までいかないのですが
腕の骨と骨の間に手首にある細かな骨が入り込み、2つの骨の間が広がることで力が入りづらくなるわけです。なので手首の細かい骨のつまりをとり、2つの骨の間がしっかり締まるようにしてあげることでちゃんと手に力が戻ってきます。
この症状は特に骨をつなぎとめている靭帯が緩い時期(女性に限る。妊娠中は靭帯を緩めるホルモンが出るので要注意)だったり生まれつき緩い方に比較的起こりやすいです。後は腕の筋肉が極端に固く縮んでいる方ですね。その場合にはまずは筋肉をしっかり緩めるところからしなければいけません。
また、この腕の2本の骨が離れやすい角度がありますので、上記のようになりやすい方は特に気をつけるといいかもしれません。
それでは、今日も長文読んでいただいてありがとうございました(๑╹ω╹๑ )
良い1日をお過ごしください^^
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